ミルク汚れの落とし方【ママ・パパ必見】シミや黄ばみを防ぐひと手間

監修:古市 菜緒
- プロフィール
-
助産師としてこれまで10,000件以上の出産に携わり、5,000人以上の方を対象に産前・産後セミナー等の講師を務める。助産師のレベルが世界的に高いAUSとNZで数年生活、帰国後バースコンサルタントを起ち上げる。現在は、高齢出産の対象であるOVER35の方にむけた「妊娠・出産・育児」をサポートする活動を行う。その他、関連する記事の執筆やサービス・商品の監修、企業のセミナー講師、産科病院のコンサルタントなどを務める。

育児をしていると、授乳や赤ちゃんの吐き戻しなどで、ミルクや母乳がベビー服やママ・パパの衣類、リネン類、ソファなどについてしまうことがあるでしょう。
とくに新生児~3か月頃は、吐き戻しが多い時期。これは赤ちゃんの体の機能が未熟で、ミルクや母乳を上手に飲めなかったり、ゲップをうまく出せなかったりするためです。
さて、ここで問題になるのが、衣類などについたミルクや母乳の汚れ。
通常の洗濯ではキレイに落とせず黄色い染みになりがち。さらにニオイが気になる場合もあり、「もう捨てるしかない?」「クリーニングが必要?」と悩むママ・パパも多いはずです。
しかし結論からお伝えすると、ミルク汚れは、正しい手順で洗えばきれいに落とすことができます。
今回は、即実践できる効果的なミルク汚れの落とし方、シミや黄ばみを防ぐ洗濯のコツを解説していきます。赤ちゃんの肌にやさしく、時短につながる便利な洗剤も紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
赤ちゃんのミルク汚れが落ちにくい理由
そもそも、なぜ赤ちゃんのミルク汚れは落ちにくいのでしょうか?答えは、ミルクの主成分が「タンパク質」や「脂質」であるためです。
タンパク質は熱や時間によって変性し、固まる特性があります。たとえば、温かいミルクが衣類につき、そのまま乾燥すると、タンパク質が固まって生地の繊維に絡みついてしまいます(固着)。そして、残った汚れは酸化して変色し、シミや黄ばみとなるのです。
また、母乳や粉ミルクは脂質も豊富ですが、脂質は“水に溶けにくい”ため、通常の洗濯では落ちにくいといえます。実際、汚れがついた衣服を洗濯機に入れてみたものの、「ベタっとした汚れや黄ばみが残ってしまった...」という経験のある方もいるでしょう。
では、ミルク汚れをきれいに落とすには、具体的にどうすればいいのでしょうか?次で詳しく紹介します。
ミルク汚れをきれいに落とす洗濯方法
画像のような、ミルクの「吐き戻し」や赤ちゃんの「よだれ」などでできたタンパク質を含む汚れをしっかり落とすには、まずは洗濯用洗剤の選び方が重要です。
シミや黄ばみの原因となる変性したタンパク質は、絡み合った紐のような複雑な構造をしています。その構造をゆるめて洗浄しやすくするには、「洗たくせっけん」が効果的です 。洗たくせっけんは弱アルカリ性のため、タンパク質の結合をゆるめて汚れを分解しやすくはたらきがあります。
ここでは、「アラウ.ベビー 洗たくせっけん」を使った洗濯方法を詳しく解説していきます。
●使用する洗剤
●洗濯方法
STEP1 汚れた箇所を水洗いする
最初に、水で汚れをある程度落としておきましょう。とくに汚れが固まって衣類などに付着している場合は、水洗いで先に取りのぞいておくのがベターです。予洗いをできるだけ早くしておくことで、汚れが落ちやすくなります。
STEP2 「アラウ.ベビー 洗たくせっけん」でもみ洗いする
次に、「アラウ.ベビー 洗たくせっけん」の原液を汚れ部分に直接つけて、もみ洗いをしましょう。この“もみ洗い”が実は大変重要です。
洗濯機に入れる前にもみ洗いをすることで、洗濯機で直接洗うよりも洗浄力が高くなり、タンパク質が落ちやすくなります。「頑固な汚れを集中的に落とす」ための必須のアプローチともいえるでしょう 。
※「アラウ.ベビー 洗たくせっけん」はアロエエキス配合のため、原液でもみ洗いしても手肌にやさしいですが、手はすぐに洗うようにしてください。
<ポイント>スプレータイプも便利でおすすめ!
もみ洗いの際、洗濯用洗剤を原液で使うのもよいですが、スプレータイプも便利でおすすめです。スプレータイプなら、ワンプッシュで適量の洗剤が出るため、原液がドバっと出てしまうこともなく、手軽にもみ洗いができます。
おすすめは「アラウ.ベビー 衣類のラク洗い泡スプレー」です。シュッとスプレーしたら、そのまま洗濯機に入れるだけで洗い上がりが変わります。時間をかけてゴシゴシもみ洗いをしなくても、スプレーの泡が汚れに密着して、すっきりきれいに落ちます。
ミルクの吐き戻しだけでなく、うんちや、離乳食の食べこぼし、泥汚れ、大人の色柄物のシミ、シャツのエリソデ汚れまで、家族みんなの洗濯物に対応しているのも嬉しいポイントです。もちろん合成界面活性剤や蛍光増白剤、合成香料などは無添加で、赤ちゃんに配慮した処方になっています。
STEP3 洗濯機で洗濯
もみ洗いやつけ置き洗いをしたあとは、「アラウ.ベビー 洗たくせっけん」を使い、洗濯機でいつも通り洗濯しましょう。
洗濯機で洗うことで、繊維に残った汚れをしっかりと落とし、赤ちゃんの衣類を清潔に保つことができます。
「アラウ.ベビー 洗たくせっけん」のように液体タイプの洗剤なら、粉末洗剤と違って水に溶けやすく、洗たく槽に直接入れるだけで、すすぎも速やかです。
また洗たくせっけんと合わせて、「酸素系漂白剤」を一緒に入れて洗うことで。洗浄力・除菌力もアップし、さらに汚れをすっきり落とします 。(「塩素系」は漂白力が強力で取扱いに注意が必要なうえ、色柄物の場合は色落ちのリスクもあるため避けましょう 。)
赤ちゃん衣類のお洗濯のテクニックは、以下のページに詳しくまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
- 合わせて読みたい
- 赤ちゃんによくある汚れの落とし方は「お洗たくガイド」で詳しく解説!
ミルク汚れをもっとキレイに落とすためのひと手間
大切な赤ちゃんには、できるだけキレイな衣服を着せてあげたいですよね。
ここではワンランク上の仕上がりが叶う、シミや黄ばみを防ぐためのひと手間を紹介します。次の2つのポイントを意識するだけで、お気に入りのお洋服もスタイも、より長く愛用できるはずです。どちらも簡単な工夫なので、ぜひ試してみてください。
●ぬるま湯で洗う
ミルク汚れを落とす際には、40℃以下のぬるま湯を使いましょう。先述のとおり、タンパク質は高温で固まるため、熱いお湯で洗ってしまうと汚れが落ちにくくなってしまいます。
反対に、冷たすぎても汚れが分解しにくく、落ちづらくなるので 、お洗濯の際は設定温度が高すぎない38℃程度のぬるま湯がおすすめです。
●日光に当てて乾かす
洗った後はしっかりすすいで、できれば日光に当てて乾かしましょう。紫外線には殺菌効果があるため、衛生的におすすめです。
カビやダニの発生を避けるためにはもちろんですが、日光に当てればニオイも取れやすくなり 、さらに色素が分解されることで、よりきれいな仕上がりを期待できることもあります 。排気ガスなどの心配がない環境であれば、素材を考慮しつつ、積極的に天日干しをしましょう。
衣類の汚れを落とし、清潔に保つポイントは、「洗う」だけでなく「乾かす」ステップにもあることを、ぜひ覚えておいてくださいね。
ミルク汚れの落とし方を知って、赤ちゃんもママも笑顔で過ごそう
ミルク汚れが落ちにくい理由や、効果的な洗濯の手順、汚れ落ちをアップさせる工夫がおわかりいただけましたでしょうか。
シミや黄ばみを残さず、見た目を清潔に保つには「洗濯前のひと手間」が大事です。
とはいえ、とくに初めて赤ちゃんを迎える場合、あまりの洗濯回数の多さに困り果ててしまうこともあるでしょう。そんなときは、洗剤の選び方を工夫することで、汚れ落としの負担を少しでも減らしてみてください。
お気に入りの商品が見つかれば、余計な心配や負担が減り、「汚れても落ちる、大丈夫」という心の余裕も生まれるでしょう。
ぜひ自分にあったアイテムを活用して、汚れ落としに奮闘していた時間を、赤ちゃんと笑顔で過ごす時間にしてくださいね。


















