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ウガンダ
南スーダン難民支援事業

2016 年に始まった南スーダンにおける武力衝突以降、国外に逃れる難民が絶えず、今も80 万人を超える南スーダン人が難民としてウガンダで避難生活を送っています。セーブ・ザ・チルドレンは、特に脆弱な状況に置かれた子どもへの個別支援、「こどもひろば」の運営、就学前教育や栄養支援活動といった、子どもの発達の包括的な支援を行いました。

2019年活動報告(3)

ウガンダにおける南スーダン難民支援事業

ウガンダ北西部における南スーダン難民の子どもの保護と総合的な発達支援「セーブ・ザ・チルドレン」は、南スーダン難民を受け入れているウガンダ北西部の難民居住区にて、2016 年8 月より支援活動を実施しています。

2016 年に始まった南スーダンにおける武力衝突以降、国外に逃れる難民が絶えず、今も80 万人を超える南スーダン人が難民としてウガンダで避難生活を送っています。セーブ・ザ・チルドレンは、特に脆弱な状況に置かれた子どもへの個別支援、「こどもひろば」の運営、就学前教育や栄養支援活動といった、子どもの発達の包括的な支援を継続しています。

活動内容

1.「こどもひろば」における合同スポーツ大会

各「こどもひろば」に通う子どもたちと、活動を率いるボランティアが団結し、この日のために練習を重ねてきました。避難生活が⾧引き娯楽の機会も限られる中、子どもたちにとって思い出深い日になっただけでなく、たくさんの保護者やコミュニティの人々が参加したことで、より多くの人々に「こどもひろば」の意義や活動について知ってもらうことができました。


2.ピア・グループ活動

12~17 歳の子どもたちで構成されるピア・グループ活動にて、自分たちの村で見られる問題や、虐待や早婚、子どもたちに対する暴力への対処方法や予防策について話し合いが行われました。国籍も部族も年齢も違う子どもたちが集まる「こどもひろば」で平和的に共存していくためにどのような活動ができるのかを話し合い、実践しています。


3.「母と子のためのスペース」栄養指導

難民居住区では既存の保健施設から距離が離れているせいで基礎的な保健サービスが受けられない妊婦や母子が多く存在するため、保健センターの職員が月に1 回「母と子のためのスペース」に赴き、健診やマラリアの治療、予防接種、栄養補助剤の処方などを実施しています。これらの施設では、感染症の予防などのため、サラヤの手指消毒液を活用しています。


4.子どもたちの給食

就学前教育プログラムに通う子どもたちに、トウモロコシを挽いた粉をお湯で練ったおかゆが準備されていく様子。保護者から成る「こどもひろば」運営委員会の自主的な活動の一環として、保護者から少しずつ集めた給食費とトウモロコシの粉を活用し、日々子どもたちに給食を提供しています。給食の時間になると、子どもたちは教室から飛び出し、手洗い場に向かい、石鹸で手洗い。消毒を行ってから食事をとっています。


5.ケースワーカーの再研修

コミュニティで活躍するケースワーカーの再研修の様子。脆弱な状況に置かれていたり、問題を抱えたりしている子どもたちへの個別支援の手続きの方法や、性的搾取や性的虐待の予防、子どもとのコミュニケーションの取り方について、これまでの活動における成果と課題を振り返りながら学びました。


※手洗いせっけんと手指消毒剤は、サラヤの東アフリカ現地法人「Saraya Manufacturing (U) Ltd.」で現地生産された製品が活用されています。


2019年活動レポート【3】(1.6MB)

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