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ウガンダ
南スーダン難民支援事業

2016 年に始まった南スーダンにおける武力衝突以降、国外に逃れる難民が絶えず、今も80 万人を超える南スーダン人が難民としてウガンダで避難生活を送っています。セーブ・ザ・チルドレンは、特に脆弱な状況に置かれた子どもへの個別支援、「こどもひろば」の運営、就学前教育や栄養支援活動といった、子どもの発達の包括的な支援を行いました。

2018年活動報告(2)

ウガンダにおける南スーダン難民支援事業

ウガンダに逃れている南スーダン難民の数は、2018年4月末時点で約105万人にのぼります。セーブ・ザ・チルドレンは、南スーダン難民を受け入れているウガンダ北西部の難民居住区にて、特に脆弱な状況におかれた子どもへの個別支援、「こどもひろば」の運営、就学前教育や栄養支援活動といった子どもの発達の包括的な支援、手指衛生向上のための活動を継続しています。手指衛生向上の活動では、石鹸などの衛生用品のニーズが高く、サラヤ様の商品を追加で調達しました。今後保健センターや「母と子のためのスペース」で活用していく予定です。以下にこれらの活動の様子を紹介します。

活動内容

1.ケースワーカーの活動

ケース・ワーカーは日々、個別の支援を必要とする子どもたちの家庭訪問を行い、ニーズに沿った支援を提供しています。ケース・マネジメントでは、特に脆弱な状態にある子どもたちに対する支援計画の策定やそのフォローアップを行っています。


2.国際女性デーの行事

住民同士の対話の時間、女の子を年齢別に分けて抱える課題を集中的に議論する時間など、様々なセッションを行いました。


3.就学前教育プログラム

子どもたちが石を使って数字の書き方を学ぶ様子。楽しく学べるよう工夫を凝らしながら、就学前教育ボランティアが読み書きや算数を教えています。


4.「こどもひろば」の運営研修


「こどもひろば」運営委員会のメンバーが研修を受ける様子。この委員会は、就学前教育を含む「こどもひろば」における活動が適切になされているかを監督し、「こどもひろば」の運営を主体的に担っています。


5.栄養に関するコミュニティ集会

栄養に関するコミュニティ集会の様子。妊娠中の栄養摂取や出産後の母乳育児について、栄養カウンセラーが中心となってセッションを実施しました。


6.こどもひろば「母と子のためのスペース」

「こどもひろば」の中に「母と子のためのスペース」が完成しました。マットレスや子どもが遊ぶためのおもちゃなどの備品を整備して、母親らが安心して授乳したり、子どもと触れ合ったりすることができるようにするとともに、栄養指導カウンセラーが母子の栄養面をサポートします。手洗いスペースには石けんが設置され、手洗いの重要性について啓発を進めています。


※手洗いせっけんと手指消毒剤は、サラヤの東アフリカ現地法人「Saraya Manufacturing (U) Ltd.」で現地生産された製品が活用されています。


2018年活動レポート【2】(1.7MB)

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